日付は2012年5月20日(日)往路2日目「その1」です。
栃木県矢板市JR矢板駅からスタート!
今日はゴールである福島県猪苗代町JR猪苗代駅へと向かいます。
栃木と福島の県境の白河峠、郡山市から猪苗代まで向う国道49号線の中山峠
2つの峠越えがあります。
予定走行距離は130km程度、峠を考慮し距離を短めに設定した訳です。
往路の実走行ルート
画像をクリックすると標高など詳しく見られます。
きっちり朝4時に起きてシャワーを浴びてしっかり朝食・・って言っても昨日買ったスーパーの弁当ですけどね(汗)
全体的に軽く点検して、空気圧もチェック、チェーンオイルを塗布して「矢板イースタンホテル」を朝5時ちょい過ぎに出発。
天気予報は晴れ、雨の心配なし!
ちなみに空気圧計はパナレーサー デュアルヘッド・デジタルゲージ
普段のサイクリング時には持って行きませんが、旅サイクリングの時は持っていた方が安心です。
自転車屋さんが常にあるわけじゃないし、今回の様に早朝出発だと営業時間外だし。
デジタル式なのでピピっと簡単に測れますが、もうちょっと小さければ良いのに・・とは思う。
ココを那須方面へと左折、
その後は栃木と福島の県境へと向う事になる。
そのまま国道4号線で県境の白河峠を越える事も可能ですが、交通量が多く、特に大型車が多いので自転車でノンビリと峠越えするには適さないという情報が結構あります。
実際この日は日曜の早朝なのですが、それでも大型車が多く走っていました。
そこで距離も大きくは変わらないので国道294号を使い、ノンビリと福島県へ入る事にしました。
登ってくる太陽にキラキラ輝く田んぼを横目に見ながら、早朝の涼しく気持ちいい空気の中をまずはしばらく4号線を走ります。
ときどき追い越していく大型車の風圧を感じながら・・
でも道の空いている朝だからか大型車のドライバーさんも余裕があるようで殺気立った雰囲気は感じません(笑)
東北本線の鉄橋と並列している「野崎橋」
この橋の先に国道294号へと続く国道461号線への分岐があります、川の名前は「箒川」正直、読めませんでした(汗)
電車でも来れば絵になるんだけど来ない(笑)ここを通るであろう上野から札幌までを結ぶ寝台特急「カシオペア」「北斗星」一度は乗ってみたい!!
寝台車で輪行して北海道サイクリングとか最高だろうな。
橋を渡った分岐点です。
一旦左側へ入り、4号線の下をくぐり右方向461号線へと向かいます。
しばらくサラバだ、国道4号線
福島に入り白河でまた会おう!
大田原市は平家物語で有名な「那須与一(なすのよいち)」が幼少期を過ごした土地らしく「幸矢の与一像」がたっていました。
ゆるキャラグランプリ2011で4位になった「与一くん」は早朝にウロついているわけないので・・写真合成しときました(笑)
「蛇尾川(さびがわ)」また読めなかった(汗)
蛇尾川を渡ったら左折してショートカットで国道294号線へと向かいます。
左側の写真は橋の手前、右側には「大田原城址」があります。
右側の写真は橋の先を左折してすぐにあった駄菓子屋さん「ゆめ太郎」、別に意味はありませんが、どうみても手書きの看板に「インパクト」を感じたので撮影したもの(笑)
駄菓子屋を越えて、少し走って右折。と事前に調べておいたのですが少し通り過ぎた(汗)
左上から「右折ポイント」「のんびり田園」「上り坂」「黒羽刑務所」
左右に田んぼを見ながら走ったり、何度かアップダウンしたり、刑務所の前を通過したりしながら進む。
国道294号線との交差点へ到着、ここまで矢板駅前を出発してから23kmほど。
ここまでも多少のアップダウンはあったけど、ここから先が峠越えの本番。
確かに上りではあるけれど、すごーく緩やかだし道が広くて交通量も少ないので非常に走りやすい。
このままの感じなら峠越えなど恐れるに足らず!
栃木県那須町に突入。
この辺は「義経」に関する場所が多く、色々と案内板が立てられていました。
歴史物は好きなんだけど・・戦国時代が好きなので平安時代は興味が薄いのでスルーしまくり。
これは義経伝説の一つ「弁慶の下駄掛け石」が自然石で復元されたもの・・レプリカなんだな(笑)
石の横には弁慶の鉄の錫杖と鉄下駄・・
これって京都の清水寺にもあったような・・
鉄下駄には「この鉄下駄に触ると浮気をしなくなると言われています」と書かれている。
男が1人で来て触るかっ!と心の中で叫ぶ
さて触ったのか触らなかったのかは、ご想像にお任せします(笑)
いくつかの集落を抜けつつ、ゆるーい上りが続きます。
ほとんど道は広めだし、舗装状態も良い。
途中に道の駅もありますし、たまに自動販売機もあるので水分であれば問題なさそう。
さきほどの鉄下駄から15キロほど走るとなんか道が狭くなってきた。
スマホに表示された地図ではまもなく県境のようだ。
今朝出発してから45kmほど走った場所。
この手前に結構急な上りもあったけど、基本的には地味に延々と続くゆるい上り坂がメインだった。
今後の旅サイクリングの安全をお願いするべくお賽銭を入れ、ここで長めの休憩を取った。
時間はまだ8時前だし、ゴールまでの残り距離は90kmくらい。
まだまだ時間も体力にも余裕がある、この那須-白河の峠が予想していたよりも楽に感じた。
交通量の少ない国道294号線にして大正解だったと思う。
写真で坂の傾斜がわかると思います、ほとんどこの程度でした。
県境にある「境の明神」
栃木県側は玉津島明神、福島県側は住吉明神と2つの明神様が県境に並んでいます。
その2つの総称が「境の明神」のようです。
ですから、お賽銭はそれぞれの明神様に・・・ですよ。
写真の県境を示すサインを越えた所に福島県側の住吉明神があります。
長かった栃木県を制覇
関東地方を抜け、いよいよ東北地方へ突入!福島県に入ります。
しばらくは下りメインの行程なので嬉しい。
「300kmサイクリング往路 2日目「ゴール」」に続きます。
次はいよいよゴールであるJR猪苗代駅に到着します。
初めまして。
箒川(ほうきがわ)
蛇尾川(さびがわ・じゃびがわ)
ですよ。
後者は正解です。(笑)
失礼致しました。