東京に木枯らし1号が吹いた翌日、北風は強めですが絶好のサイクリング日和。
朝一番に用事を済ませ、向かったのは多摩川上流の奥多摩湖(小河内ダム)
ちょうど紅葉シーズン!紅葉を見ながらのんびり走りました。
実はプレトレで奥多摩湖に行くのは初めて・・・10数年前にクルマで行ったのが最後かな。
JR武蔵五日市駅方面から風張峠を経由するとキツイので、JR青梅駅方面から青梅街道で行きました。
今回は写真メインでコース案内は簡略化・・・青梅街道に入れば道は間違えようが無いし(笑)
下記のルートは多摩川サイクリングロード始点(終点)の「羽村堰」からの往復ルートです。
まずは多摩サイに「日野橋」から入り富士山などを眺めつつ、羽村堰へ。
ここまで15kmほどしか走ってないので休憩なし、今日は玉川兄弟には会いませんよ。
羽村からは新奥多摩街道を走り青梅街道へ合流、さくっと「青梅駅」この駅のデザインは失格だと思う。
青梅街道を更に進む、青梅駅周辺を過ぎると一気に走りやすい道になり、山に向かって走るので気分も良い。
過去にも何度か紹介している個人的にお気に入りの「宮ノ平駅」
駅そのものというよりも、木とかポストとか全体のまとまり感が良いです。
更に青梅街道を進む、ちょっと向かい風なのが気に入らない(笑)
「御嶽(みたけ)駅」に到着、ここまではプレトレで何度も来てます。
御岳まではトンネルも無いし坂も緩いので好きなコースです。
更に青梅街道を進み、自転車では初の奥多摩町へと入ります。気温が少し下がったように感じる。
青梅街道を走りながら、景色の良いところで撮りまくる。
写真は「川井駅」の辺り。
ちなみにココまで登り坂は緩く全然キツくない、適度にアップダウンがあって楽しいくらいだ。
「奥多摩湖(小河内ダム)」の下流にある小さな「白丸湖(白丸ダム)」に到着
東京都交通局の発電所で、都営地下鉄などの電気を作ってます。
魚道見学も出来るが今日は休みのようだ・・・残念。
白丸湖&魚道についてのレポは、マッキータウンぶろぐ「奥多摩の白丸ダムに行く」をご覧ください。
※実はこの記事でもブログ主「とりさん」は魚道見学は休館で未遂に終わっています(笑)
いくつかあるトンネルの旧道側を通ってみたりすると美しい景色に出会えたりする。
写真は「白丸トンネル」の旧道、車止めで完全に歩行者、自転車用に仕切られている。
青梅街道はトンネルが多いのですが「御岳駅」から「奥多摩駅」までは4個のトンネルがある。
最初の2個のトンネルは短いけど歩道なし、残り2個は歩道(自転車通行可)も付いているので
恐怖を感じる人はそっちを通れば問題無い。
あと急ぎじゃない場合は旧道を通るのがオススメ、4個全て旧道(側道)がある。
奥多摩駅手前の「新氷川トンネル(605m)」の旧道(側道)には「もえぎの湯」という日帰り温泉施設がある。
足湯(100円)も自販機もあるので休憩に使える。
青梅街道からちょっと入ってJR青梅線の終点「奥多摩駅」に寄り道、こんなデザインだったかな?
青梅街道を更に進むと「東京最西端のコンビニ」があるが、別に大した事じゃないよね(笑)
奥多摩駅からちょっと走ると「大ダワ、鋸山林道」の入口がある。
先日行った、檜原村の神戸岩からそのまま峠を越えるとココに出てくるんですかね?
ココまでいくつトンネルを通ったかわからなくなったけど、やっと奥多摩湖までの最後の「中山トンネル」
このトンネルを越えるとすぐに奥多摩湖(小河内ダム)の堰堤と多摩川への放水門が見える。
なおココで見えるダム堰堤は洪水時などの予備的な補助ダムで通常は放水していない。
流れているのは河川維持のためチョロチョロと流している水ですね、
写真で言えば左奥にメインの大きな堰堤があって「東京都交通局」管理の発電所もある、
ひとつ尾根があるので、この青梅街道からは見えない。
ちなみに小河内ダムは発電目的ではなく水源の確保が目的なので「東京都水道局」の管轄
東京都独自の水源(すごいぞ、東京!)として50年以上前の1957年(昭和32年)に
多摩川を堰き止めて作られたモノで、水源専用としては世界有数の巨大なダムらしい。
詳しくは東京都水道局「小河内ダムの紹介」
東京都水道局小河内線(水根貨物線)の下をくぐる。
あ、コレとっくに廃線になってます。
詳しくはマッキータウンぶろぐ
「【奥多摩ポタ】水根貨物線廃線遺構めぐり」をご覧ください。
またも説明は丸投げリンク(笑)
ブログ主のとりさんに勝手ながら感謝!
まっすぐ行けば山梨県へと向かうルート、ここを左折してちょっと坂を上れば奥多摩湖に到着です。
その坂を登った所が右上の写真、まず小河内駐在所がある。
個人的な感想だけど、この写真の間の坂がココまでで一番面倒な感じだった(笑)
特に激坂じゃないけどなんか疲れた。
奥多摩駅から奥多摩湖までの7個のトンネルは狭くて暗め、湧水で路面が濡れているところも多い。
歩道もなく、自転車で通れるような迂回路は無い(MTBとかならありそうだけど。)
路側帯も狭く側面が岩肌剥き出しのような場所もあるので、あまり路肩には寄り過ぎないほうが安全。
追い越されている時が風圧などでキケンなんだけど、その場合も側面に寄り過ぎるのは逆に危ない。
車道外側線(路肩の白線)よりもセンター寄りをキープするのが一番安全。
奥多摩湖に向かう場合「トンネル内は基本上り坂」ですが、ほとんど短いし最長でも400mくらい。
でも、路肩に余裕は無いので「途中で止まる事はキケン」まぁ普通は不可能だと思っていいです。
疲れている場合にはトンネルに入る前に停止して、特に高速で走り抜ける必要はないけど
一気に走り抜けられるように息を整え、後方からクルマが沢山来ている場合にはやり過ごしてから。
この手のコースとセットとも言える、幅の広い大型のダンプも結構多いので注意する必要はあるけど、
フロント&テールのランプ類でアピールすれば問題無いです。
クルマだって自転車に接触したくないに決っているからね、プロドライバーだし。
アピールしていればダンプもバスも上手に避けてくれる。
狭いからダンプも対向車とのすれ違いのために気を使っていてスピードも出していない、
だから後ろから来ても慌てなくて良いんだけど・・・音が凄くてね(汗)
余程じゃない限り、幅寄せなどの嫌がらなんてしないし無駄に煽ったりもしない。
自分は平日ばかり走っているのでダンプやトラックよりも、日曜祝日のサンデードライバーの方が怖いです・・・
立派な休憩所(東屋)と、屋根付きの立派な駐車場がある。
最後にココに来たのは10年以上前・・こんなに立派だったっけなぁ?
この日は、平日なのですが紅葉シーズンという事で結構な観光客がいます。
駐車場もお昼時だからかな、8割程度は埋まってるようです。
で、東屋を含む休憩スペースは残念ながら「自転車進入禁止」と看板が出ている。
この表示の場合「押しても引いてもダメ!」なのか「押して入るならイイですよ」なのか微妙だ。
アンダーパスや高架など道路の場合には、歩行者も進入禁止なので「押しても引いてもダメ!」
歩道は、自転車通行禁止だとしても「自転車を降りればOK」=「歩行者扱い」
公園などの場合「自転車進入禁止」だとしても「歩行者は当然OK!」なので
「自転車を降りて押せば歩行者なのでOK!」なのかな?と、考えられる。
ココの場合ですが「自転車・バイク進入禁止」なので「押してもダメ!」かなぁ・・・
バイク(オートバイ)も併記してある場合は「乗り物は持ち込み禁止(駐輪禁止)」だと判断している。
まぁ、その辺は人の多さとか雰囲気で判断すれば良いと思う。
関係ないけど、日本の場合「バイク=オートバイ(motorcycle)」なのがややこしい。
バイクは「Bicycle」の略なので本来は自転車の事なのにね・・・
せめて「バイク=自転車」「オートバイ(和製英語)=原動機付の2輪全般」程度には統一して欲しい。
とにかく公園内などは「自転車から降りる!」それが基本だと考えた方が良いよね。
特に注意書きがなくて通行する場合でもスピードは最徐行(10km/h以下)まで落とす。
マナーは大事だし、あちこちで本格的に自転車の締め出しでも行われたら悲しいからね。
ま、自転車をドコかに止めれば良いんだけど、止める場所が無かったりするんだよなぁ。
東屋の向かいには東京都水道局の
「奥多摩 水と緑のふれあい館」
資料展示、売店、レストランもあるみたい。
入ってないので詳細は知らない(笑)
「自販機は2階」って書いてあった。
他には自販機は見当たらなかった。
東屋が並ぶ一番奥の歩道的な部分で、押して歩いて(細かい砂利)湖沿いに近づけ撮りました。
奥の方は人も来ないし、自転車止めて写真撮ってもOKっていう空気感。
開放感イッパイ!風も収まって暖かく、天気の良さもあって最高にキモチイイ。
一番端っこの東屋の横に自転車を止めて、湖を眺めながら古里駅のコンビニで買ったあんぱんを食べる。
コーラは奥多摩湖まで上がり切る前の自販機で買って、あんぱんと一緒に背中のポケットにいれておいた。
何気に駐車場裏の山の紅葉が綺麗だった。
さ、帰りますよ。
本来はメインの立派なダム堰堤を見学したいところだけど、暗くなる前に帰りたいしさ。
意外と簡単(斜度的に)に来られるのがわかったので再訪問しよう。
メインのダム堰堤には駐在所の奥から「徒歩で」行けますが、自転車置場(サイクルラック)は未確認。
帰りも全く同じルートで帰る、途中から多摩川の対岸の吉野街道で帰る事もできるけど
吉野街道の方が狭いし、ダンプも多い気がするので自分は青梅街道の方が好きだ。
そう言えば奥多摩湖手前のガソリンスタンドが無くなっていた。
写真は「桃ケ沢トンネル(275m)」の中。
出入口付近が工事中のため片側通行になっていて
往路はクルマと一緒に上り坂を一生懸命走った。
帰りは片側の三角コーンで閉鎖されている車線を
自転車に開放していた(どうせなら上る時に・・)
極低速まで落として写真も撮れた。
側面が岩肌っぽいのが見えます?
車道外側線より壁側は走らない方が良いです。
こういう素晴らしい風景の中を走れるのだから
まぁ、プラスの方が大きい。
わざわざ撮りやすい位置に
自転車を置きに行くなど
とにかく「秋」を楽しむ。
街中の雰囲気は良いんだけど
道路の作りが歩道優先なので
自転車は走りづらいのが残念。
多摩サイだって十分綺麗。
いつも府中Ysとか国立あたりで
折り返してしまう下流域の皆様
上流域も走ってみてください。
短すぎず、長すぎず
ちょうど良い距離だなぁ。
先日の名栗湖方面、定番の江ノ島方面
どれも往復100km程度だけど
それぞれ様々な楽しみがある。
青梅街道を使っての「奥多摩湖(小河内ダム)」往復は山を楽しめるわりには楽ですね。
なんといっても「峠」が無いので徐々に坂を登り下りしてるだけで、ピークが無いんです。
激坂なんか無いし最高でも5%程度じゃないかな?
途中にはお店も自販機も結構あるし、ダムに着いてからも食事が出来るから補給の心配もない。
トンネルが多いのだけがマイナス要因だけど・・・とても魅力的なコースです。
> とりさん、どうもです。
そうなんですよ、上流に近づくと駅は坂の上ばかりなんですよね(笑)
本当は各駅巡りもやりたいし、廃線跡巡りもしたいのですが・・・
やはり鋸山林道はあそこにつながっているんですね、ツアーコース的に楽しそうです。
路面が荒れているのは林道ですから仕方ない所ですが、綺麗に越したことは無いですよね(笑)
ご好意に甘えて・・・機会があればリンク丸投げをさせていただきます。
> フルカワヒロミさん、どうもです。
お褒め頂き恐縮です、今のところプレトレはサイクリングを楽しめる唯一の存在ですからね。
購入価格を考えると信じられないほどに活躍しています(笑)
サイクリングの際のマナーは大事ですからね、出来るだけ気にしています。
冬は寒くなりますが、それはそれで空気が澄んで景色が綺麗になるという季節でもありますし
楽しくサイクリング出来ますよね。
> Ucchy-Tさん、どうもです。
奥多摩湖よかったですよ、プレトレでも十分楽しめる場所です。
Ucchy-Tさんのエリアからは多少距離がありますが、Ucchy-Tさんなら余裕ですよ(笑)
天気が回復or時間が出来て走りに行けると良いですね!
この季節、日曜祭日は紅葉狩りのクルマ&オートバイが多いかと思いますがお気をつけて!
わー奥多摩湖じゃないですか!
いいな〜
実は次に走りに行くならヤビツを復習か、奥多摩湖にしようと考えてました。
でも、そのための唯一のチャンスだった今度の3連休の天気予報が日に日に悪くなって、とうとう全部雨とは…
次の週は予定入ってるし、来月は走れるチャンス殆どなさそう。
サイクルモードの前売り買っちゃたけど行くの止めようかな⁈
baohさんの写真(特にプレトレと風景を重ねた写真)には本当に感嘆しています。真っ赤なチェーンをギシギシ言わせながら走っているだけの自転車ではないですよという感じが本当に凄く伝わってきます。
私が住んでいる地方都市も一気に秋が深まってきた感じがしていますので,峠方面に走りに行けるのももう少しかなぁと思っていますです。
ところで,私は過去はオートバイ乗りだったのですが,オートバイもエンジンを切って押していれば歩行者扱いなので(オードバイ窃盗と間違われて職務質問を受けたことはありますが。),自転車も押していれば問題ないのではないかと思いますが,人混みの中を押して他人を怪我させる(ペダルが引っかかったりして)のも気持ち良くありませんので,状況次第なのかなぁと思ったりもします。
相変わらず良いレポートでした。
青梅線の駅舎はどこも良い味を出していますよね。
小高い丘に駅舎があるケースが多いので、各駅めぐりをすると良いトレーニングにもなります。
古里駅は道一本逸れるだけですぐに到達できますが木造の暖かみのある良い駅舎です。
鋸山林道は神戸岩の隧道から写真の奥多摩側に抜けられますよ。
だけど奥多摩側は路面がかなり荒れているのでダウンヒルは危険ですね。
リンクはどんどん丸投げして下さい(笑)
奥多摩は走り慣れた道でも見所が隠れていることが多いので魅力的な場所ですね。