いつも走ってる場所で事故が起きた

多摩サイから武蔵五日市方面へのメインルートである睦橋通りで、
自転車とクルマの接触事故のニュースが・・

多分あの辺りでの接触事故は結構な件数が起きている気がしますが
今回は当事者が芸能人だったのでニュースになったんですね。

俳優の筒井道隆さん 自転車で車と接触、けが

俳優の筒井道隆さんが東京・あきる野市の路上を自転車で走っていた際、乗用車と接触して転倒し、
全治1週間のけがをしていたことが警視庁への取材でわかりました。

事故が起きたのは9日昼過ぎのことで、あきる野市牛沼の路上を、俳優の筒井道隆さん(42)が自転車で走っていたところ、
後ろから走ってきた乗用車に接触され、転倒しました。
この事故で筒井さんは肘や腰を打つ、全治1週間のけがをしました。

警視庁によりますと、乗用車を運転していたのは公務員の男性で、筒井さんが乗った自転車を追い抜こうとした際の前方不注意が事故の原因とみられています。(2013.6.10)
TBS動画ニュース⇒

あの道は片側2車線なので広そうに感じるのですが、全く路肩部分が無いんですよね。
つまりピッタリ2車線を確保している状態なのです。

そのせいか自転車で走っていると、結構な確率で側方ギリギリ通過や幅寄せをされる。
なのであまり通らないようにしています。
筒井道隆さん 事故現場 あきる野市
グーグルMAPで見た現場付近
ほら、車線が狭いんですよ。

グーグルマップを表示

本来は片側1車線で広めの「※路側」を設けるべき道路幅なんじゃないかな?
年中渋滞するような交通量の多い道路じゃ無いわけだし。
※この道路の場合は区切られた歩道が別にあるので道交法でいうと名称は「路肩」です。
アバウトに説明すると
路側帯・・区切られた歩道が無い道路に設置され歩道と同様の扱い、自転車も通行指定方向が無い(相互通行可)
路肩・・車道の左側、車道の一部であり、車道外側線が引かれており通行方向に指定がある(左側通行)

というか、歩道が立派過ぎるんです。
上の写真を見てもらうとわかりますが、街路樹の部分が無駄に広いのです。
あの部分を減らせば車道に1m近い余裕ができるのでは?

この手の「無駄に立派な歩道」っていうのは他の道路でも多く見られます。

街路樹は歩行者を交通事故から守るガードレールの代わりなのかもしれませんが、
そのガードレールとしての役割には効果に疑問があります。
50km/h以上で突っ込んでくる2トン近い重量の車両を止められるのでしょうか?
道路を設計する段階での考え方が間違っているんじゃないの?

予算あるし「緑植えとけば喜ぶでしょ!」っていうお役所考えなのでは?
実際に自分や家族がクルマや自転車で通ることを想像してみてほしいよね。

今回事故にあった筒井道隆さんは「自転車名人」候補の1人に名を連ねるサイクリスト。
いかに常日頃から安全に配慮し走行するベテランの筒井さんでも、
今回のように後方から接触(追突)されるような事故はどうしようも無いと思います。

大事に至らなくて本当に良かったです。

8月には平均高低差3000mというヒルクライム好きにはたまらないであろう
ロードレース「Haute Route Alps(オートルート・アルプス)」に出場しますからね。
その練習で風張峠にでも行く途中だったのでしょうか?

過酷な山岳ステージレースへ俳優の筒井道隆さんらが挑戦 アルプスの壁を目指す「チーム・トーゲ・ジャパン」
cyclist ニュース⇒
獲得標高2万1400m、19の峠、7日間におよぶステージ…アマチュア・ヒルクライマーの“憧れ”が詰まったロードレース「Haute Route Alps」(オートルート・アルプス)が8月18日、スイス・ジュネーヴで開幕する。3回目となる今大会には、日本から俳優の筒井道隆さん(41)らスペシャルな4人が集まった「チーム・トーゲ・ジャパン」が出場することが決まった。

クルマ、自転車、歩行者、法的にどちらが優先とか関係なしに
互いが相手の気持ちになって行動すれば事故は減るはずです。
そのためにも自転車もクルマも歩行者も交通ルールを守らないといけないですよね。
ルールを無視している相手の気持ちになんてなれませんから!

自転車側としては「信号を守る」「逆走しない(左側通行厳守)」
全ての道交法を完全に理解し厳守し公道を走るのは道路状況などで難しい場合がありますが、
これくらいは子供から高齢者まで自転車に乗れるなら誰でも守れる事ですからね。
自分は家族や友人にも機会がある度に言ってますよ。

YouTubeにこんな動画がありました。わかりやすいので家族で一緒に見るのに良いですよ。

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コメント 6件
いつも走ってる場所で事故が起きた

  1. いの のコメント:

    こんにちは。
    先に私のブログにコメント頂いた いの です。
    宜しくお願い致します。

    左側に余裕の無い道路は恐いですねえ。
    それでも2車線だと、その広さから、多少安心感があったのですが・・・。
    道路に関して自転車は、最近大分認知されてきたとはいえ、未だ継子なんですかね(笑)

    • baoh のコメント:

      >いのさん、こんにちは。
      2車線の道路ってクルマ側にとっても速度が出しやすいですよね。
      それ故に路肩に余裕が無いと自転車と接近した時に危険なのかもしれません。

  2. baoh のコメント:

    >とりさん。
    平日は交通量も少ないし2車線だからと思って気持ちよく走っていると、結構スレスレを通られたりするので嫌なイメージがある道路になっちゃいました。
    クルマ側に悪意が無くても車線が狭いので自然と幅寄せ気味になっちゃうんですよねぇ。
    尾根幹は気持ちよく走れますよね、それ故に自分のエンジンの弱さが露呈しますけど(笑)

    >フルカワヒロミさん。
    立派な歩道、そもそもは「自転車は歩道」っていう誤った考えで作ったものなんでしょうね。
    自転車は歩道・・近年そういう考えが普通だったし、自分が子供の頃も「自転車は歩道」って言われてましたし・・

    > alphaさん。
    すっかり梅雨らしくなっちゃいましたね。時間があっても走れなくてツライです。
    武蔵五日市へはやっぱり秋川サイクリングロードですかね(笑)
    東八も自転車レーンの部分に歩行者(ジョギング含む)が居たりしてアレですけどね・・

  3. alpha のコメント:

    滝山街道交差の手前ですか 
    梅雨入り前は週一通行していたので事故は他人事ではありませんね。近所の東八、深大寺横のように 車、自転車、歩行者の通行区分がはっきりしているのが理想なのですが、、。

  4. フルカワヒロミ のコメント:

    この道路は恐いですねぇ。
    普通車以上が走っていれば,簡単に接触されそうです。

    Baohさんも指摘していますが,歩道を立派にして,自転車はどこを走るの?っていう道路が増えてきたような気がします。
    実際,私が住んでいる地方都市でも,歩道を広くして,歩道の車線側にペイントだけして自転車レーンでございますって道路が増えてきているのですが,歩行者はおかまいなしに自転車レーンを歩くので,ほとんど意味は無いし,歩道の分だけ車道が圧迫されて,非常に危ないんですよねぇ。
    と,ぼやいても,道路が変わるわけもなく,結局は自分の身は自分で守るしかないんですけどね。

  5. とり のコメント:

    自分もよく走るコースです。
    いわば、庭と言っても良いくらいの出没頻度の時期もありました。

    自分の中では「交通量あるけど2車線なのでわりと安心」的な認識でしたが
    言われて見ると路側帯は皆無な道路なんですよね。
    確かに尾根幹のように「1車線で広い路側帯」が理想な道路です。

    筒井さんほどの熟練したライダーでも事故は起こるんで
    ましてや自分のようなホビー感覚のライダーはなおさらですね。
    筒井さんには失礼ですが今回の事故を教訓に改めて気を引き締めなおしたいです。