300kmサイクリング復路 1日目「後編」

日付は2012年5月24日(木)復路1日目「後編」です。
福島から東京へと帰る300kmの往路、会津鉄道「会津田島駅」からスタートです。

300kmサイクリング復路 1日目「前編」はコチラ


復路の実走行ルート
画像をクリックすると標高など詳しく見られます。



メインイベント(笑)の県境越えを控え
標高図で長めの休憩、プレトレではもっとも標高の高い峠越えになりますし、土地勘も無い場所なので不安も多少ありつつ・・

ここまでの走行距離は73kmほど、今日の目的地JR矢板駅のホテルまでは残り60km程度ですから距離的には余裕なんですけどね
時間も10時半くらいだし平地だったら物足りない(笑)

標高図↑赤い線が現在地の「会津田島駅」、青い線が1日目の目的地「矢板駅」
出発地の「猪苗代」から盆地である「会津若松」まで一気に下り
そこから地味に登り続けて現在地の「会津田島」で標高550m程度まで来ていますから
県境(山王峠)までの標高差は300m程度ですね。

県境を越え栃木県日光市に入ったら後は楽しい下り坂・・とはいきません(汗)
もう1つ峠があります、121号線から那須塩原温泉へと向う400号線へと入った後に
結構キツイらしい「尾頭峠」があるんですねぇ、この尾頭峠にある「尾頭トンネル」は、狭くて長くて歩道も無い、そして大型車の多いトンネルらしい・・

現地のオバ様に「どっから来たの?」などと質問責めにあいながら過ごした駅での休憩を終え出発。

走りだしてすぐに大通り沿いに格納庫がありました。
800年の伝統があり、国の重要無形民俗文化財になっている「会津田島祇園祭」の大屋台らしいです。
毎年7月下旬に行われるようですよ
会津田島祇園祭


街の中心部から少し進んだ新潟方面と栃木方面との分岐点

直進すれば日本有数の豪雪地帯の只見を抜け、お米で有名な新潟県の魚沼に行けます。
ものすごい峠が待っていそう・・・

もちろん、左折して栃木方面へ行きますよ。


左折すると・・
あっという間に街並みが消えちゃいました(笑)

道路の右側は日光へと向う会津鉄道が添って走っています。

列車が来れば写真がイイ絵になるんだけど、1時間に1本だからね・・そう都合よく来るもんじゃないです(笑)


予備のペットボトル飲料を補給すべく寄った「荒海駅」

名前こそ「荒海(あらかい)」という荒々しい感じですが
パステルカラーに塗られた無人駅でした。

駅がある周辺は街並みあり、荒海小学校、荒海中学校と
山間部とは思えない名称だらけ(笑)

 
次の停車駅は?「会津山村道場」待合室しかありません、改札も券売機もないです。
無人駅なのでまた休憩しちゃいます、だって緩いけどずっと上り坂なんですよ(汗)
なんだか通り過ぎるにはもったいない駅だったしさ。

駅の周辺には家がありますが、駅をちょっと離れるとローカル風景に戻ります。
この写真の辺りは地名表示に「百々目貫」と書いてあります。
読めませんでしたよ、ひゃくひゃくめぬき?

ハッキリと上り勾配を感じるようになってきたし、
山並みが近づいてきたなぁ・・・

またまた新潟県の魚沼へ向う分岐です。
どんだけ魚沼でコメと日本酒を味あわせたいのか(笑)

そういえば、峠道ではオートバイでツーリングしている人が手を上げて挨拶してくれる事が何回かありましたね。

こちらもカッコよく手を上げて挨拶を返したいんですが、上り坂だと手を離せないっていう(笑)
目線を向けて頭を下げて挨拶しましたけどね。


歩道に止まって地図を確認してたら、遠くに列車見えたので慌てて自転車とカメラをセッティングし撮影。
実はこのあと急に風が吹いて左側に(スタンド側)に思いっきり倒しちゃいました(汗)

あ、そうそう。
ココでスマホで調べたんですよ
「百々目貫」の読み方。

「百々目貫(どどめき)」だそうです。


先ほどの分岐から傾斜が強くなってきました。

いったいコノ道は何号線なんだい?
という感じの標識を見ながら、長く続く坂を上り続ける。

道幅が広いし交通量も少なめなので走りやすい、
天気が良くて新緑が美しいのが最高。

スイスイと(本当はユルユルと)坂を登っていきます。

 
「道の駅たじま」で休憩、トイレも綺麗だし山に囲まれていて過ごしやすかったです。
アスパラソフトという糖分補給には物足りない甘さのソフトクリームを食べ休憩。
標高は744.70m、標高的には残り100m、距離的にはあと3km弱で県境(山王峠)です。

坂をスイスイ(本当はユルユル)登り続け、
福島県と栃木県の県境である山王峠に到達しました。

さよなら福島県、こんにちは栃木県です。

うーん、ラクラクじゃないけど意外と苦しい感じもなくココまで来ちゃいました。
出発してからの距離は95kmほど、
残りは40km弱、時刻は13時前です。
「うん、余裕!」って思った。

 
山王トンネル内は路肩無い、車線狭い、歩道無い、でしたが短めなので怖い思いもせず通過。
トンネル抜けたらお楽しみの?下り坂!!!
何もしなくても加速していく感覚、久しぶり!!


6kmほどの坂を下り終えた、道幅狭かったり、舗装が悪い区間もあって快適度は低めでしたね。

ここで日光方面へ行く国道121号線、会津鉄道と別れ
那須塩原温泉経由で矢板方面へと向う国道400号線に入る。

いよいよ悪評高い尾頭峠(尾頭トンネル)へ向うわけです。

はい・・・キツイ上り坂が待ち受けていました(滝汗)

距離にすれば3km弱、平均斜度は5%弱程度ですが、
斜度10%という区間もあります。
さらに道幅が狭く、舗装も荒れ気味、コーナーが多く見通しが悪い、そしてトラックが多い、もちろん歩道もないので休める部分も無いという・・極悪スペック。
舗装には滑り止めのゴムが混ぜて散りばめられています、これ細かい凹凸があって自転車は走りにくい。

交通量はトータルでは少なめですが、ダンプカーはもちろんトレーラーまで通ってましたよ!
ヒィひぃフゥふぅ言いながら坂を上り続け、なんとか坂の頂点付近が見えてきました。

こういう場所ではフロントシングルでは厳しすぎるな。
途中は写真を撮る余裕なかったです・・さすがに途中で何回か止まって心拍整えてますけどね(笑)

 
で、尾頭トンネルをクリアし、日光市から那須塩原市へ。
しかし悪評通り走りにくいトンネルでした、歩道の様に段差が付いている部分は幅50cm程度で自転車は通れない、本線も路肩も狭くてトラックだと、自転車を追い越す際には反対車線にはみ出さないと無理ですね。
距離は1782mと結構長いし、微妙にカーブしてるので出口が見えてこないので精神的な疲れがハンパない。
日光市側からは下り坂でしたので、その点は楽でした。
これが那須塩原側からの上り坂だったら棄権したい(笑)

トンネルを抜け1kmほど下ったあたりにヘアピンカーブになった区間があり、速度が出ていたので結構怖かった。
そのコーナーの近くに尾頭トンネル竣工に尽力した地元の政治家、渡辺美智雄(愛称ミッチー)の胸像がありました。
トンネルを作る時には自転車の存在も忘れないで欲しかったです、ミッチー。

ここは公園みたいになってて自転車も休憩しやすかったけどね。


尾頭トンネルからはホント下りばかりで結構な絶景だったんですが、あまりの気持ちよさに停車(写真撮影)する事なく一気に下ってしまいました(汗)

那須塩原温泉の手前で立派なバイパスになりますが、ここはモチロン旧道です。
川沿いをノンビリ走り温泉街を目指します。

 
CMで有名な(関東地方限定かなぁ?)
←「ホテルニュー塩原」虹の架け橋も見えます。

那須塩原温泉は賑やかな温泉街って感じではありませんが、平日でも結構観光客が歩いていて丁度イイ感じです。

ここらで泊まり温泉に浸かりたいところですが・・
1人で温泉地に泊まったりしたら、相方様に怒られるので断念(笑)


少し行くと道路沿いに吊り橋が見えたので寄ってみる。

七ッ岩吊橋という橋みたい。

観光案内板によると那須塩原温泉郷には12本も吊り橋があるらしいです。
個人的には吊り橋にさほど魅力を感じないので制覇しようなんて思いません(笑)

とりあえず渡ってみる事にする。
結構揺れるけど、高さは無いのでそれほど怖くはない。
橋の真ん中部分が側溝の蓋みたいになっているので下を流れる川が見える。

橋の横に足湯があったので浸かる。
混んでたので写真は無いけどね。

ここまでの走行距離は110kmほど、残りはわずか20km程度

道の駅 湯の香 しおばら
さっきの吊り橋の先からはバイパスも旧道に合流してくるし、温泉客の乗用車も多く交通量が一気に増す。
その上、道が狭く路肩もない、アップダウンもありコーナーも多くて走り難かった。
なんだかすごーく疲れたぞー!
一刻も早くシャワーを浴びて
ビールが飲みたーーい!!!


国道4号線に出ちゃっても良かったんだけど、
手前から矢板方面へショートカット出来る県道30号線があったのでそっちにした。
左手に東北自動車道と田んぼを見ながら走る、その山の向こう側が国道4号線だと思う。

県道30号線は結構アップダウン&ダンプが多い道で最後に体力&気力を削られました(汗)

復路も往路と同じJR矢板駅のビジネスホテルを予約しているので向かいます。
市街地に入り矢板駅まで2キロほどの場所にあった
「矢板武 記念館」
説明文が長すぎて読破せず(笑)よくわかりませんが地元に貢献した名士らしいです。
ホテルまで2kmほどなんですがどうしてもコーラが飲みたくなったのでココで休憩。


16時頃JR矢板駅に到着。
奥に見える「矢板イースタンホテル」に泊まります。

なんだか天気が悪くなってきた・・・

サイコンに表示された距離は131.64km
途中、振動のせいか接触不良で止まってたので実際はもうちょっとあったと思う。
GPSロガーだと距離が多めに出るんだけど140kmくらいだった。

峠越えはラクラクではなかったけど天気が良かったし、とにかく景色で癒されるので想像したよりはラクだったなぁ。
ただ斜度のキツイ場所では7速ギアでは役不足ですね、当然ですが(笑)
もっと軽くてギア数の多い自転車ならば、この程度のルートは
軽々走れちゃうんだろうなぁ。

チェックインを済まし、とりあえずシャワーを浴びて近くのスーパーで食料とビールを購入

うん、ビールが美味い!!!!!!

テレビで天気予報をみると明日は曇のち雨で午後から雨が降るらしい・・・
ちょうど埼玉あたりで昼頃になる予定なんだけどなぁ・・・

次はいよいよ最終日です。
天気が悪そうなので気が重い、さらに出発時にちょっとしたトラブルが発生する・・

300kmサイクリング復路2日目「最終編」」に続きます。

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コメント 2件
300kmサイクリング復路 1日目「後編」

  1. baoh says:

    >コブラ会 さん。
    帰りに使った会津若松から矢板へ抜けるルートはオススメですよ。
    景色も良いし、雰囲気も良い、トータルで考えれば標高の割には急坂が少なくて走りやすいと思います。尾頭峠の辺りだけ難敵ですけどね(笑)

    最近は日本でも車道を走る自転車のためのインフラ整備がボチボチ行われていますが、
    なんだか間違った方向にいってしまいそうで不安です。
    より自転車を楽める方向ではなく、自転車を規制する方向ですね
    車道に出れば相変わらず自転車は邪魔者扱いされますし
    車道の自転車レーン設置も結局はクルマが路上駐車しやすいという状況になりそうですから・・
    なによりルール違反&マナー違反が多過ぎですよ。

  2. コブラ会 says:

    尾頭峠…斜度10%に自転車には劣悪な環境が揃ってしまって大変お疲れ様でした。
    大変そうですが、ブログ見てたら私も挑戦してみたくなりました。
    サイコンも接触不良で、きっと想定外の凄まじい振動が伝わっているのでしょうね。
    何か、臨場感がよーく伝わる内容でした。
    しかし道路の左側が狭くて段差があると本当にイヤですよね。
    私もそういう時は仕方なく車から邪魔になってしまう位置で走行する事になりますが、ドライバーからは冷たい視線が感じられます。
    これだけ自転車流行っているのですし自転車事故も急増しているのですから、西の国々のように自転車のインフラ整備が進んでくれる事を願っています。
    私もここまででは無いですが、すごい登り坂を7段変速を駆使してヒーヒー乗りましたが、坂を上り切ると「こんな安い自転車で上りきった」という微妙な達成感とういか満足感がありました。

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