多摩川CR 海底トンネルで東扇島へ

天気予報を確認、自転車に乗る気満々で前日にドコに行こうかネットで自転車ブログを見まわる・・ふと気になる記事を見つける。
「自転車で海底トンネルを通れる」

川崎港海底トンネルで東扇島へ行けるらしい。
そこだっ!って事でルート確認、多摩サイで下れば行ける。
って事で、いざっ出発!

▼走行距離は100.10km


まずは、多摩川サイクリングロードに日野橋から入り多摩川を下る。

天気は予報通りにイイし、気温も寒くもなく暑くもなくて丁度イイ。

風はすこーしだけ向かい風、しかし帰りの事を考えると往路で向かい風なのは都合がイイ。
帰りの向かい風ほどツライものはない(笑)


二子玉川を過ぎ、丸子橋を越え、
出発から1時間20分ほど走った所で最初の休憩。

新幹線の鉄橋が見える「丸子橋緑地」

ここの風景、好きなんですよねぇ。

休憩してから20分ほど、京急本線の下を通過し、六郷橋(第一京浜-国道15号線)を川崎駅方面へ向渡ります。

サイクリングコースからだと大回りして車道に入るか、歩道(自転車通行可)で渡るかになります。

今回は歩道橋で橋に上がり歩道を通行する事にします。


六郷橋を渡り、多摩川を眺める。

もう海はすぐそこ(京浜港)なので川幅が広くて流れも穏やかですね。
上流の多摩川とは全く違う川に思えます。


川崎競馬場、この川崎競馬場の向こう側には川崎競輪場があります。

この辺は一種独特な雰囲気を感じます(個人的に)。


川崎港へと向う途中にある「夜光(やこう)」交差点

なんかカッコイイ町名です、完全なる工場地帯なので住宅は少なく人口100人程度の町だそうです。

工場とトラックばかりの中を進み川崎港の案内板の前に到着。

道は広いけど大型トラックが多く、しかも全長の長いトレーラーが多いので歩道(自転車通行可)を多く利用しました。
工場地帯なので、通勤時間でもなければ歩行者は皆無と言っていいくらいなのかも・・


なんでこんなに曲げる必要があるのか?
って感じのパイプが各所に見られます。

”工場萌え”の方にはたまらない風景でしょう(笑)


さぁ、いよいよ川崎港トンネルの入口に到着しました。
ここを通って「東扇島」へ行けるんですが、ここはクルマ、オートバイ専用の入口です。

標識と大きな注意書きとともに「歩行者と自転車は通行できません」とアナウンスが常に流れています。
歩行者と自転車は「ちどり公園」にある入口へと案内板がありますので、側道を進みます。


側道を進み、突き当りを右折。ありました!「ちどり公園」

地下鉄の駅みたいなトンネルの入口は、公園に入って少し行くと左側にありました。
公園には人の気配は全く無く、荒んでいる感じ。
・・ちょっと怖い(汗)


さぁ、いよいよトンネルへ入ります。
まずは階段を下る、奥に自動ドアが見えます。

「歩行者用の通路です、自転車は必ず降りて通行して下さい」と注意書きがあります。
自転車は必ず降りて通りましょう。


最初の階段を降りた所にある自動ドア。
雨とかゴミとか強風をブロックするためでしょうか?

ここにも自転車は降りて通行するように注意書きがあり、カメラで監視してますよとも書いてある。


結構長い階段が続く。。。

かなり急なのと、自転車を手押ししている部分が滑りやすい路面なのでブレーキを微妙に調整しつつ行かないと簡単にロックしちゃいますし、足元も湿っているので注意です。


階段が終わり、通路部分に到着。
うわっ!なげーーー!
先が見えない(笑)距離は1kmちょっと有るようです。

徒歩だから・・10分程度はかかりますねぇ。


この歩行者トンネルはクルマ用トンネルの避難通路にもなっていて、100m間隔くらいに非常ドアがあります。
クルマの走行音が聞こえます。

左右にドアがあるので上下線の真ん中を通っている事になりますね。
「上が海、左右が車道、下は地球」

監視カメラもイッパイあります(実際に稼働しているのかどうかは不明)
「ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行して下さい。」
と無機質な音声が定期的に流れ続けるトンネル内。

雰囲気を味わってもらうためにスマホで撮った動画をUPします。


再度階段を上り、自動ドアを通過して「東扇島」に到着です。

写真の奥に見える海の下を通って来たわけですね・・結構遠かったなぁ(笑)

結局、トンネル内で人と合うことは無かったです。

東扇島は物流倉庫だらけって感じで、とにかく大型トラック&トレーラーだらけ。
だけど、人の気配は感じないという不思議な雰囲気。
一応サイクリングコース(自歩道)が作られていてそこに入ってしまえば、公園なんかにはアクセスしやすくなっています。

ちょっと変わった建物は「川崎マリエン(川崎市港湾振興会館)」
テニスコートやバーベキュー設備がある公園と隣接していて、9階にはレストラン、10階には無料展望台があるようです。
展望台に登ろうと思ったけど時間に余裕がないし、もうちょっと島内を走ってみる事にした。


少し行くと「東扇島 東公園」がありました。

平成20年にオープン、凄く綺麗な感じです。
自転車は、芝生部分を除き、歩行者優先で通行可能です。


公園内は、風景が抜け切った感じで開放感満点です。

テニスコート、バーベキュー設備、ドッグランなどがありました。


奥には、砂浜がありました。

人工海浜「かわさきの浜」、人工的に作られた砂浜で川崎市唯一の砂浜とか・・

遊泳や釣りは禁止ですが、潮干狩りが出来るそうです。


「潮風デッキ」と呼ばれるボードウォークがありました。
ココ、物凄く気持ちいいですよぉ!!
潮風、青空、船舶、羽田空港に離発着する航空機を見ながら、タップリと休憩しちゃいました。

公園内にはトイレと自動販売機がありましたが、お店は無かったので公園に来る前に、東扇島内にあるコンビニ(働いている人が多いので結構ある、なお昼時は物凄く混む)で買い物しておくとイイです。

あまりにも気持ちが良すぎてノンビリし過ぎました(汗)
時間が無くなってしまったので川崎マリエンの展望台は無し。
また来ようと思うので、その時のお楽しみに取っておこう。

再度、海底トンネルを通って帰路につく。
トンネル内は往路に通ったので目新しさはなく退屈、ひたすら自転車を押し歩く。
途中、自転車に乗ったままのオジサマが追い越して行った・・・


帰りも工場萌えには堪らないであろう風景の中を通過していく。

カラフルに塗られたタンクは何でしょう?


千鳥橋の上から工場地帯を望む・・・

過去的とも未来的とも思える、ちょっと非日常的な感覚を覚える風景。


川崎といえば有名な「川崎大師」
ですが、時間が無いのでチラッと見ただけ(笑)
これも次回って事で・・・


帰りは期待通りの追い風!
スイスイと気持ちよく走り帰巣。
キャットアイ(CAT EYE) VELO8 US EDITION CC-VL810に表示された距離は100.10kmでした。

思ってたよりも距離を走りましたが、天気も良くて平坦な道ばかりでしたので気持ちいいサイクリングでした。

かなり日焼けしちゃいました(笑)

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