小学生だった頃に流行っていた自転車はセミドロップハンドル、リトラクタブルライト、さらにはウインカーやブレーキランプなど電装品を装備したものもありました。
自分もその手のモノを買ってもらい乗っていましたが、電装品の無いものでした。
電装品満載のモノはとても高価(だったはず)ですからねぇ・・
さすがにダイナモの発電だけでは足りないのでウインカーやブレーキランプに関しては
電池を使っていたのだと思います。
バッテリーを装備していたモノも有った気がしますが充電とかどうしていたのだろう?
電装品装備の自転車を持っている友人も居て羨ましかった気がします(笑)
←こんなのデス。
自分の乗っていた自転車は写真が無い(実家を探せばあるのかな?)のでイメージ画像です。
電装品はありませんでしたが、シフトレバーはトップチューブに車のATレバーの様な形状で存在し、ライトはワイヤーで開閉させるアナログタイプのリトラクタブルライトでした。
ライトの開閉に関しても電動のモノがあったと思う。
この手の自転車の事をちょっと調べると・・
昭和40代中頃に登場し、昭和50年代後半まで存在していたようです。
自分は、この手のモノが過渡期を迎え間もなく終焉を迎える頃に乗っていた事になりますね。
車重に関しては余裕で20kgを越えていたはず(笑)
で、先日サイコンの事を考えていて思い出したのですが
当時は完全なるアナログのスピードメーターが付いているものが有りました。
←こんな感じのモノ
子供だったし構造の事は気にしてなかったけどハブのとこに歯車が組み込まれていたような気がする。
高価なものは現在でも原付とかで使われているものと同様の構造だったのではないだろうか?
また廉価版としてフロントフォーク側に歯車の付いたカウンターが付いてて
スポークに取り付けたピンを「コンコン!カンカン!」と盛大に音を発しながら
歯車に直接接触させて一周毎に直接カウントしてスピードもしくは距離を表示させるモノもありました。
現在のマグネット式に近いものがありますが、
カウントはアナログですし抵抗もあってスポークに与える影響もあったろうし
何より誤差が凄そうだよ(笑)
自分の自転車は標準ではメーター類は装備されていなくて
後付けで廉価版のスピードメーターを付けていた気がします。
それで友人達と下り坂でカンカン音をさせながら最高速度を競った思い出もあります(笑)
今思うと危ないよなぁ・・ブレーキがあまり効かなかったような気もするし(汗)
完全なるアナログの自転車用メーターは現在日本では正規には製造も販売もされていないようです。
でもどこぞの国では今でも販売されているようで、
海外のサイトで購入し輸入すれば買うことは出来ます。
興味があるかたは「自転車 アナログメーター」とかで検索すると情報が出てきますヨ。
でも、どこか田舎町のふるーい自転車屋さんの倉庫を探せばデッドストック物がありそうだけどね。