サイコン機能付きGPSロガーGP-101購入

7月に買ったプレトレ(プレシジョントレッキング)もうすぐ走行距離3000kmになろうとしています。
ブレーキ交換したいとか、タイヤ交換したいとか思いつつも、前から気になっていたサイクリング用のオモチャ買っちゃいました(笑)

GPSロガーCanMore GPSスポーツガイドメイト GP-101です。

簡単にいうとGPSを利用して走ったコース、速度、時間、高度などを記録して、後で見て自己満足(笑)するっていうモノ。



携帯やスマホでもGPSログを取ることは可能なんですが、GPSログが取れる地図アプリを立ち上げておかなくてはならないのでバッテリーが減りまくり本来の役目(電話として)が肝心な時に役にたたなくなる可能性があります。

とくに荷物を減らしたいサイクリング時には、カメラとしても最大限に利用したいですし、電話とメールも使えなくなる状況は絶対に避けたいですからね。

自分が使っているのは携帯(ドコモ：F-01C)とスマホ(ドコモ：Xperia SO-01B)ですが、GPSログの取れる携帯iアプリは有料しかない(多分)

スマホは無料アプリでOKなんですが、古くなってきてバッテリーがヘタッている事もありますが、GPSログ取ってるとアッというまにバッテリー切れます(汗)

ま、最近スマホは自宅用のwifi運用専用機になってます、屋外(太陽の下)で使うにはキーボタンのある携帯(ガラケー)のほうがメール打ちやすいし、SO-01Bは防水じゃないし電子マネーも使えないので・・

スマホの豊富なアプリは魅力ですが、自転車で出かけている場合、地図アプリで現在地を確認する程度なのでガラケーで十分ですし、カメラとして使ってもバッテリーの持ちが良いですからね。

前置きが長くなりました(汗)

CanMore GP-101のレビューです。
まだ使いこんでいないのでアバウトですが(笑)

価格は6000円弱でネット購入。
ボディカラーはイエローとブラックが選べました(製品としてはホワイトもあるみたいです)無難にブラックにしました。
CanMore GPSスポーツガイドメイト GP-101の販売店



本体の他に付属品として
バッテリー、ストラップ、USBケーブル、自転車用ブラケット、ソフトウェアCD-ROM

バッテリーを本体に装着した状態でUSBから充電します、バッテリーは海外の携帯と共用部品なので弱ったら交換することが可能です。

なお、自分が買ったものには説明書が付いていませんでした。
まぁ、海外モノだし(笑)でも、販売店のHPで日本語の説明書がダウンロードできますので無問題ですよ。



液晶にはGPSの受信状態、バッテリー残量の他にも色々と表示させる事が可能です。


多彩な表示は楽しめますが、電源を切ると最高速度や平均速度などがリセットされてしまうので(走行データとして各種データが自動的に保存されているので後からPCで見ることは可能)、サイコンとして使うには不満があると思うのでオマケ機能として考えた方が良いです。

プレトレに実際に装着してみました。
見た目や触った感じの質感は、値段を考えると十分に良いと思います。

太陽の下でもちゃんと表示は見えます、サイコンよりは少しコントラスト弱いですが・・



バックライト(OFF＆点灯時間の設定可能)もありますので夜間でも確認可能です。



ハンドルバー用の取り付けブラケットもしっかりしたもので振動や段差などで落下するような気配は感じられません。
受信精度は落ちますがバックやポケットの中に入れておいてもGPSログは保存されます。


写真ではサイコンと比較して大きく見えますが、サイズ(長さ79.8mm X 幅45.2 X 厚さ14.5mm)的に、ブレーキレバーなどと比べてもらえると十分に小型だとわかると思います。
GPS衛星の補足は早いですし、位置情報も携帯やスマホよりも精度が高いです。

実際にいつもの多摩サイ(日野橋→羽村)を走ってみました。
GPSログの保存方法の設定がクルマ、自転車、ウォーキングなどそれぞれの移動速度に適したものに出来ます。

走行速度はGPSで移動した距離をもとに計測していますので、サイコンよりもワンテンポ遅れて表示されますが、
ほぼ同じ速度を示していました。

サイクリングロードなのでGPSの受信状態が良く、走ったルートがビックリするほど正確に記録されていました。
▼いつものGoogleMapにログデータをインポートしています。

より大きな地図で GPSロガーGP-101テスト を表示
グーグルマップはGPSポイント数の制限があるのでデータ自体は細切れになってしまいます。
ですから2ページにわかれてしまい、全てのルートを表示出来ていません(^_^;)
これはグーグルマップ側の仕様なので・・回避するにはポイントを間引きしてあげる必要があります。
なお、後述する付属ソフトではポイントを間引く事無く全てのルートが表示されますのでご安心を！

多少、道を外れている部分はありますが大きくズレている部分は無い感じです。
多摩大橋付近の未舗装の河原沿いではなく住宅地側へ迂回している部分も、羽村取水堰に着く直前で自動販売機に寄った部分なども、しっかりログ取れています。

簡易ナビとして使える目的地(設定は3ヶ所のみ)への直線距離と方向ですが、これはオマケですね、電子コンパスの方角の正確性が微妙なので(笑)
ただ目的地までの直線距離に関してはGPSデータですのでかなり正確です。
高度(海抜)などは、正確性にかけていますが自分の使用目的としては重要ではないので問題なしです。

記録したデータをパソコンで管理＆閲覧するソフトは2種類付いてます。
ソフトは日本語対応で表示も日本語になります。

■GPS PhotoTagger

走行ログの表示と修正が行えます。

撮った写真をPCに取り込みフォルダ(選択ファイルのみでもOK)を指定すると、写真撮影時のデータ(日付&時刻)から自動的にGPSログ(日付＆時刻)に合わせ、撮った場所にアイコンが付き写真の閲覧ができます。

このソフトにより走った道はもちろん、速度、高度、加速度などがわかります。
また、ブログなどに走行ログをUPする際に公開したくないエリア(自宅周辺など)を修正してから、GoogleMapやYahooルートラボなどに表示させる事ができます。

サイクリング中に写真をバシャバシャ撮るとドコで撮ったのか後でわからなくなる場合がありますが、その日の写真を入れたフォルダを指定するだけで、自動的に撮った場所に写真が表示されるので楽チンですし楽しいです。
カメラの時計があっていれば場所が大きくズレる事は無いようです。

ちなみに写真そのものにGPS情報(位置情報：ジオタグ)は必要ありません、携帯やスマホではプライバシー保護のためジオタグを入れないようにしている人が多いかと思いますが、このソフトは日時情報だけで判断していますので撮影するカメラ側の余計な設定変更はいりません。

逆に、このソフトでジオタグ機能のないコンパクトカメラや一眼カメラで撮った写真にジオタグを入れる事も出来ます、そういう使い方も必要な方が結構いるかもしれませんね。

■GPS Sports

走行ログの表示とスポーツとしての詳細なデータの閲覧ができます。
画像は走ったルートを再生している状態です、スピードメーターや高度など各種データを見ながら再生できます。

こちらはユーザー名・身長・体重などを入力して、カレンダー表示・月別日別に走行距離や消費カロリーのグラフなどの表示ができるので運動としての管理をするソフトですね。
自分の目的としては使用頻度の多いものではないかな(笑)

バッテリーの持ちは自分では未確認ですが、ネットの情報を見るかぎりでは12時間は余裕で、バックライトOFFの状態だと20時間でも使えているという方もいます。
まぁ12時間もあれば1日のサイクリングとしては十分ですね。

個人的な感想ですが、GPSロガーとしてみればCanMore GP-101はオススメですね。
操作も簡単だし、PIX4の防滴ですし、付属ソフトも使いやすいです。

ちなみにGPSのログ記録は本体スイッチONの状態で衛星受信が正常になった段階で自動的に記録開始されます。

自分の迷子の記録(笑)を後から見られるのも楽しいですし、次のルート設定の参考にもなるし、サイクリング、ポタリングの楽しみが一つ増えました。

また、サイクリングじゃない普段の旅行の際にでも持っていけば、帰宅後に写真(もちろんコンデジでもデジ一眼でもOK)を撮った場所を簡単に表示させる事が出来るし、電車やクルマで通った行程を後から思い出しながら楽しむなんて事も出来ます。

ナビとして使いたい場合には、地図表示のできる製品じゃないと意味ないと思いますので、自転車用のナビを購入をするべきですね。
自転車用ナビの紹介ページ
結構な値段するしバッテリーの持ちもイマイチのようですけど・・自転車旅行とかするなら地図表示付きのナビ欲しいですね。