｢旅先編｣新潟島一周自転車道を走る

新潟へ旅行(2018年6月初旬)に行ったのですが、その時にレンタサイクル(ママチャリ)で「新潟島一周自転車道」を走りました。
一周といっても全長15kmほどですので気軽にまわれます。
ただ時間が無かったので急ぎ気味・・正統派のママチャリは久しぶりだったので結構疲れました。

写真だけは多いですが内容は薄いので１記事にまとめちゃいました。

まずは自転車を借りなきゃいけませんね～
新潟市内にはもう10回ほど訪れていますが自転車を借りるのは初めてです。

新潟市内には「にいがたレンタサイクル」というサービスがあります、放置自転車などを再生整備した自転車を有料で貸し出してくれるもので、会員カード発行料200円が掛かりますがレンタル料は3時間100円という安さです(^^)
市内に20ヶ所ほどあるサイクルステーションで即日入会＆レンタル出来ます。

さらに「スマートクルーズ」というサービスもあり、こちらはクロスバイクやロードバイクの再生車を借りる事が出来るようです。ただしレンタルは1日単位。

会員証といってもペーパーなのでちゃんと保存しておかないと・・次に新潟に来るときまでに劣化しちゃいそうです。

詳しくはこちら
「にいがたレンタサイクル – スマートクルーズ」

家族旅行や出張などの空き時間にちょっと乗るならママチャリでも十分だと思います。
ガッツリ乗りたい場合には自分の自転車を持ってくるでしょうし・・

今回は1泊2日なので時間に余裕ないのですがスケジュールのスキ突いてを2回借りました。
まずは到着した日の夕方に1時間ほど・・新潟駅周辺をぶらりポタ。
この自転車はブレーキがイマイチで乗りづらかったな(-.-;)

新潟市のシンボル「萬代橋(万代橋)」

1929年(昭和4年)施工の六連アーチの美しい橋で国の重要文化財です。

昭和初期の大規模コンクリートアーチ橋として貴重な現存橋らしい。

もうひとつ新潟市のシンボル「レインボータワー」
1973年(昭和48年)施工の展望塔で万代バスセンターの上に立っています。
ゆっくり回転しながら昇降する展望台がついていて座ったまま360度見渡たす事が出来ました。
2002年頃に1回乗っただけですが見晴らし最高でしたよ(^^)
いまや周りにもっと背の高い建物が沢山あるわけですが・・

震災で損傷したりして展望台としては2012年に営業停止、タワーそのものはランドマークとして保存されていたのですが、残念ながら老朽化など諸々の事情により2018年8月末から解体されるそうです・・

個人的にはコレが見えると「新潟にキター！」って感じがして大好きだったのですが・・

45年間お疲れ様でした！「ありがとうレインボータワー」のペイントが泣かさせます(T_T)
新しいタワー建設予定もないようで寂しいですね～

　

さて翌日、本題の新潟島一周サイクリングです。
ちょっと早起きして自分の帰り支度を済ませて脱出、嫁さんの支度が終わるチェックアウトまでに戻るという計画です。
全長15kmなので普通に考えるとママチャリでも1時間も掛からないでしょうけど一応1時間半ほどの見込みで出発！

サイクリングマップが貰えたのでコレを参考にしつつ走ります。
起点として設定されている信濃川の左岸、万代橋(萬代橋)からスタートし反時計回りに一周です。
路面にペイントがしてあるのでわかりやすいですね(^^)

立派な案内板もあります。

道路などがデフォルメされ過ぎていないので、とてもわかりやすい案内図です。

「サイクリングして欲しい！」っていう本気度を感じますね。

この日の相棒はシルバーのママチャリ、借りる時に選ばせてもらったので昨日のより乗りやすい。
サドルだけは上げましたがママチャリポジションには違和感しかありません。
重心を後ろにしてドッシリ座らないといけないんだよね～お尻痛くなる(^_^;)

　
まずは信濃川の左岸を走る事になりますが、自歩道はとても綺麗で広々と整備されていて快適！
いかにも港っていう雰囲気になってきました、立派な新潟市歴史博物館のあたりで川沿いとはお別れ。
ここから日本海側に向けてしばし市街地走行になります。

　
市街地といっても大した距離じゃないし、交差点には案内表示がペイントされてます。
ちょっと見えづらい箇所もあったので「しまなみ」みたいにライン引いちゃえば良いのに。

市街地から海沿いのサイクリングコース区間に入ります。
ここはしっかりと案内板もあったし路面のペイントも大きめで目立つ(^^)
位置的には新潟島の「右上」辺りになります。

右手に海を望みながら気持ちよ～く走っていると何か展望台的なモノが・・
〇〇は高いところに上がりたがるのです！

日和山(ひよりやま)展望台っていうらしいですよ。
視界が良いと佐渡ヶ島も見えるそうですが・・この日は晴天だけど霞んでて見えない(^_^;)
目の前は新潟海岸(日和山浜海水浴場)で砂浜になってます。

展望台の階段で脚を使いましたが先に進みましょう・・時間無いよ～
「ドン山」とは・・明治の頃は左手の山においた大砲を撃って正午を知らせていたらしい。

　
マリンピア日本海(水族館)やら夕日のモニュメントやらを横目に先を急ぐ！
正統なママチャリポジションはヒザから下だけに負担がかかる気がする、ふくらはぎが痛い。

サイクリングコースは防風林の中を走ったり、道路沿いを走ったりと意外と変化があります。
関屋浜海水浴場のあたりはコース上に砂が積もっていて多少走りづらい区間も・・

なにかしらのオブジェ的なものがある関分記念公園
陸側の小高い丘にタコ型の何かがあります、展望台もあったけど時間が・・
夕日がとても綺麗らしいよ。

これで新潟島の「左上」辺りに着きました、ここで海沿いは終わり。
ココで左方向に曲がって関屋分水路に沿ったサイクリングコースに入ります。
新潟大堰越しに日本海に別れを告げる(^_^)/
　

　
関屋分水路沿いのサイクリングコースも綺麗に整備されていて走りやすい。
ベンチなんかも設置されていて散歩にランにポタリングに最適な感じですね～

信濃川水門(本川大橋)が見えてきました。
位置的に新潟島の「左下」になります、ココまででスタートから10kmくらいかな？
ココで左方向に進み信濃川沿いに続くサイクリングコースに入ります。
コースの整備状況は「最良！」素晴らしい！！

千歳大橋を越えたところに「安田新潟自転車道」の看板が・・「阿賀野川」から「信濃川」を経由してさっきの「関分記念公園」辺りの日本海に続く「県道安田新潟自転車道」の事のようです。

阿賀野川を遡上するのも面白そうですね～

JR越後線の「信濃川橋梁」越しのレンボータワー

次に来た時には無くなっている光景(T_T)

ちなみに電車が来るまで10分程待ちましたよ・・

昭和大橋の手前にはヒザを抱えて橋を見つめる2人のオブジェが・・
なんか寂しそうに見えます。

　ゴールの萬代橋の１つ手前の「八千代橋」まできました。
八千代橋越しにレインボータワーと万代シテイーが見えます、この光景も見納めですね(T_T)

萬代橋が見えてきてゴール！！
15kmなのでロードバイクやクロスバイクなら何てことない距離ですが「正統派のママチャリ」だと結構走った感じになりました。
チェックアウトまで結構ギリギリの時間になりましたが楽しかった！！！

自転車が目的ではない旅先でも気軽にサイクリングが出来るのは素晴らしいこと。
クルマやバスで観光するのとは全然違いますからね～

皆様も是非どこかの旅先、出張先で試して見て下さい！
※同行の方、奥様、旦那様、家族、友人に迷惑をかけないように(-.-;)