先週のタイヤ交換に続き、ホイールを交換しました。
今までイタダキモノのホイール(GIANT ESCAPE R3標準装着のスピンフォース4×6)を使っていたのですが、
最近は振れが取りきれないようになってきてしまって・・・自分の腕が悪いかもですが(汗)
スピンフォース4×6は2010年式まで採用されていたものでちょっと変わったスポークの組み方で
元々振れが出やすいのですが、横振れはともかく縦振れが酷くなり・・・またリムも薄くなっていました。
で、購入したのは「シマノ WH-R501」です。
エントリークラスのロードバイク完成車に
よく採用されていているホイールですね。
その筋では「鉄下駄」と呼ばれています(笑)
このWH-R501にはリム高24mmの「R501」
それにエアロスポークを採用した「R501-A」
さらにリム高30mmの「R501-30」があります。
購入したのはノーマル「R501」です。
なぜ流行りの「R501-30」ではなく「R501」なのかというとリム高24mmの「R501」が100gだけ軽いから!
とか言ってますが・・・一番の理由は安いからですけどね(笑)
まずは自転車ブログ定番とも言える「重さの比較」
個人的には重さにはあまりこだわってません。そもそも車体が重いですし予算が低いですからねぇ(笑)
すべて参考値です。実際に測ったわけでは無いです、多分リムテープ込みの重さかな?
スピンフォース 4×6(2010年)※メーカー公表値は不明、ネットで探した値です。
リム高 29mm
前輪:1120g
後輪:1405g
合計:2525g
シマノ WH-R501-30(2014年)
リム高 30mm
前輪:875g
後輪:1126g
合計:2001g
シマノ WH-R501(2014年)
リム高 24mm
前輪:822g
後輪:1078g
合計:1900g
って事で、今までよりもデータ上では「625gも軽く」なるらしい。
WH-R501-30よりも100g軽いです(メーカー公表値)
WH-R501自体が鉄下駄と呼ばれるほど重いというのはともかく、今までより軽くなるのは確かですね。
「重い鉄下駄」から「軽い鉄下駄」に変わった。ってところでしょうか(笑)
購入時の値段は前後セットで1万円ちょっと。
実は2014年5月に値上がりしちゃってるんです。
さらに消費増税前なら
8000円台で買えたんですけどね(汗)
軽いので宅配便の人にも優しいはず。
もちろん新品なので梱包もしっかりしてます。
シマノの完組ホイールは全部マレーシア製なのかな?
今年(2014年)の5月に作ったものらしい。
ビニールに包まれた新しい両輪。
高いものじゃないけどワクワクしてきた(笑)
それと前後のクイックリリースレバー
レバーの色はブラックでした。
クイックリリースレバーとリムテープだけでも
買うと結構するのでお得だよね。
トラブル時の入手性もいいだろうし
振れとりも簡単そう。と、ポジティブに考える(笑)
ちなみに「SHIMANO」の「S」の上
ポチッと凹んでるのはリムの減りを認識するもの
ポッチが消えてきたらリムの寿命って事です。
前輪(右)はスポークが交差しないラジアル組み
極めて普通のルックス。
「R501」だけど前モデルの「R500」のままの
ロゴステッカー(カッコ悪い気がする)
汚れてきたら剥がそうっと。
リム高比較
上:スピンフォース4×6 29mm
下:シマノ WH-R501 24mm
わずか5mmの差だけど見た目は結構違う。
※エア低圧なのでバルブが斜めってます。
使用前なのでリムがピカピカで嬉しい(笑)
ハブの比較
左側:スピンフォース4×6
右側:シマノ WH-R501
回転はさすが新品軽いです。
でも古い方もハブのメンテナンス(自己流ですが)した
ばっかりなので軽いですよ。
タイヤ&チューブはそのまま移植。
リムテープは付属の新品。
リム幅が少し細くなったのでブレーキ調整
ワイヤーの張り具合から、引きの重さまで
全て調整し直しました。
振れが全くないのでビシっと決まりました。
真夏の平日、多摩サイ上流は異常に空いてます。
2014年8月1日昼ごろ 気温33度以上
暑いよ、暑いよ、暑いよ、暑い!
さて、感想ですが・・・はたして625gの差はあるのか?
漕ぎ出しは変わりません、っていうか感知出来ませんでした(笑)
平地での加速では大きな違いは感じられず。
ただ、プラセボ効果(プラシーボ効果)でしょうか?
軽く加速出来るような気はしました(笑)
変化が感じられたのはペダルを止めて惰性で滑走するとき
かなり長いこと速度維持しつつ滑走してくれます。
ハブの精度向上、それと縦振れが無いのが理由だと思います。
同じ理由で、下り坂での速度の伸びはイイですね。
上り坂に関しては明らかな違いは感知出来ず・・・
そこそこの坂を上ったんですけどねぇ。
とにかく車体そのものが重いですからねぇ(汗)
激坂なら変化が感じられるのかな?
ま、一番違うと感じられたのは乗り心地ですね。
WH-R501は乗り心地が良いです。
路面から伝わるハンドルへの細かい振動が、明らかにマイルドになりました。
コレって長い距離を走る時にはかなり差が出てくると思うのでウレシイです。
スピンフォース4×6は、とにかく振れやすいのでスポークをカチカチに張ってましたからね。
最後に全体の見た感じですが、あまり変わりません(笑)
WH-R501はスポークの組み方に特徴が無いのと、リム高が低くなったので大人しくなったかな?
※注意
プレトレ(プレシジョントレッキング)のエンド幅(オーバーロックナット寸法 以下OLD)は135mmです。
今回使用したWH-R501は、OLD130mm対応品です。OLD135mmの自転車に、OLD130mmのホイールを使う方法として
A. ハブをMTB用などのOLD135mmに交換しホイールを組み直す。
B. スピンドル(回転軸)をOLD135mm用に交換して5mm分のワッシャーで調整。
C. フレームへの掛かりが浅くなるが、スピンドルそのまま5mm分のワッシャーで調整。
D. 5mmの誤差を気にせずOLD130mmのままクイックリリースレバーで締め付ける。
など・・・がありますが。今回「D」の方法で装着しています。
したがいましてメーカー非推奨の方法です。当サイトで紹介しているプレトレは旧型で、フレームは「鉄(ハイテンスチール)」です。
現在販売されているプレトレ(プレシジョントレッキング)のフレームは「アルミ」です。フレームの材質がアルミやカーボンの場合は破断、破損する可能性が非常に高く、
今回行った「D」の方法は危険です。鉄製(クロモリ、ハイテンなど)の場合には即破損する可能性は低いですが、
後々影響が出る事が十分に考えられますし、
走行性能に悪影響を及ぼす場合、また走行不能になる可能性も十分にあります。リスクを十分に理解した上で、安全確認をしながら自己責任で行っています。
ご自分の自転車で同じように試そうとする場合、上記のリスクを理解した上で自己責任で行って下さい。
なお、OLD135mmのフレームでも適正なホイール交換は可能です、お店に相談しましょう。
> makolinさん。
そうなんです、ESCAPE R3のホイールも2kgちょっと位かと思ってたんですが・・もっと重かったんです。
新しいホイールにして不安要素が消えましたので、まだまだ乗れる!と気合が入りました。
累計走行距離10,000kmまでもうちょっとですので見逃さないようにしないと(笑)
> フルカワヒロミさん。
ここにきて新ホイールを投入してしまいました(笑)これでまだまだ乗れるような気がします。
鉄トレの魅力である「イジったらイジっただけ進化する感じ」をまた味わいたいと思います。
フルカワさんもリア8速。。いや10速に挑戦してください。
> さかけん さん。
エンド幅は気になる要素ですが鉄トレならではの柔軟性(笑)で対応出来ますよね。
今回Newにして今まで使っていたホイールで不安だった不具合が解消されました。
詳しくはお会いした時に!
> ふらっく さん。
そうです、色も全く同じホイールだと思います。
定番ホイールですからね。。。カブっちゃっいました(笑)
こんばんは、こちらでは初めましてm(__)m
あのぉ~思いっきりカブッたので笑いが止まりませんッ!
申し訳ありませんm(__)m
ほ、ホイール、たぶん恐らく私も同じものを付けています。
長年?陰ながら拝見させていただいていた私にとって光栄に思います。
注意書きは流石ですね^^
こんにちは、さかけんです。
いいな〜、ニューホイール!俺も欲しいんだけど、baohさんの書いてるとおりエンド幅のことが気になって、なかなか踏み切れない…。今度お会いした時に試乗させてくださいね。
俺のプレトレ君に付けてるホイールはAの手法で組まれたタイプのものです。って言っても組んだのは俺じゃなくて、ヤフオクにて格安で手に入れました。ハブはshimanoなんですが、リムはAMIGOっていう聞いたこともないブランドです。一時期、26インチのMTBに700cのホイールを履かせるのが流行りまして、このホイールもそういう部類のものではないかと思ってますけど。今は、29erとか27.5インチだとかのホイールもでて、それが主流になりつつあるんで700c化する人なんていないと思いますがね。
でもいいな〜、ニューホイール(笑)。消費税が10%になる前に買っとこうかな(笑)
とりあえずホイール交換の鉄板と言われるWH-R501への交換ですね。鉄ゲタと呼ばれても,純正のママチャリホイールに比べれば,全く問題なしですもんねぇ。
カッコヨシですねぇ。リア8速以上にするといろいろできるなぁと心が動きつつも,いやいや,これ以上はやってはいけないと自分を押しとどめています。
しかし,さすがプレトレ乗りのバイブル的なブログとして注意書きを入れていますねえ。改造は自己責任ですけど,どうしても他人がやっているのなら大丈夫だろうと思いがちですもんねぇ。baohさんも書かれているとおり,今はもう手に入らない鉄トレだから多少は無理が利くのであって,今のアルミトレだとやはり無理が利かないでしょうからね。
WH-R501いいですね!Escapeのホィールって2.5kgだったんですね。
ホィール、タイヤの軽量化は他の部品の10倍の効果があるなんて言う人もいますから、激坂では違いが顕著なのではないでしょうか?(笑)
僕のArexrims R500が2kgですからそれより軽いですね。
今度交換して走り比べてみましょう!(笑)リチオン2も考えている所です。
それより次回サイクリングでは祝「累計走行距離10,000km」になりそうですね?^^
※注意に書かれている事、特に金属疲労限度の無いアルミ車の場合5mm無理に嵌めると言うのは絶対にやめた方が良いですよね。下りでスピード出している時に突然のフレーム破断は恐ろしすぎます^^;
(カーボンの人はやる事は無いと思いますが…)
ちなみに疲労限度に関して書かれているブログです
http://bike.ewarrant.net/?eid=1036