日付は2012年5月19日(土)往路1日目「その2」です。
栃木県に入ったところから記事はスタートします。
300kmサイクリング往路 1日目「その1」はコチラ
往路の実走行ルート
画像をクリックすると標高など詳しく見られます。
写真の様に本線と側道で大きく高さがズレていると
本線上のクルマの走行音も小さく本当にノンビリしていて
サイクリングロード並です。
ちょうど信号のタイミングか何かで
クルマが走っていない瞬間は
静かで快適な感じになります。
実は・・この辺では退屈過ぎるので音楽を聞きながら走っています。
もちろんヘッドフォンやイヤフォンじゃ無いですよ!!
自転車に乗りながらヘッドフォンやイヤフォンで音楽を聞くのは絶対にヤメましょう!
ハンドルに付けているナビ用のスマートフォンのスピーカーから直接音出してます(笑)
この日は土曜日ですが人は歩いて居ないし、
田んぼで農作業をしている人以外には数人としかすれ違ってません。
それだけバイパスは町はずれを通っているんですね。
だからスピーカーで音楽聞いてても恥ずかしさの欠片も無いです(笑)
あ、別に恥ずかしい曲を聞いてる訳じゃないです!
静かな時は一瞬です・・
クルマが高速で横を走っている時間がほとんど。
「ゴー」「ガー」「ブーン」と擬音で表すとマヌケですが、本当にずっとそんな感じ。
そうなると曲も聞こえづらいですが
退屈なんだから仕方ない(笑)
この日は天気も良く、風は弱めのやや追い風
条件が良いのでペース良く走れます。
側道は段差も無いですし歩道ではないので徐行する必要も無く
路面の舗装状態も悪くないですからね。
側道を走る仲間(笑)
こんな感じでたまーに農作業車(軽トラなど)と遭遇する。
本線はご覧のように片側3車線
上下線で6車線、側道も上下線にあるので8車線分の幅。
本線上の高速状態が想像できると思います。
「オネェ系のスタンド?」などと思いながら走る。
こういう風にスタンドや店があると
側道を横切るクルマがたまに居ますのでチョット注意です。
栃木県小山市小金井付近、出発してから100km。
時間は11時を過ぎたところ。
1日目の目的地であるJR矢板駅まで残りは60kmくらい
なので時間は余裕タップリです。
早めに着いても全然構わない!むしろ早くビール飲みたい!
ホテルに着いたらシャワー浴びてぇ、ビール飲んでぇ、飯食ってぇ、寝るぞ!とテンションUP↑
北関東自動車道 宇都宮上三川IC付近。
栃木の県庁所在地である宇都宮市に近づくと景色が変わってきます。
久しぶりに人工建造物が多い風景になる(笑)
側道は無くなり普通の歩道になるので、車道走行します。
この辺、相変わらずクルマの走行スピードは高速並み、工場地帯という事もあり大型車も多く、自転車を車道から締め出すような作りの部分もあります。
そういう場合には素直に歩道通行に切り替えた方が安全です。
路肩のゴミやガラス片みたいの多いですし。なぜか歩道は坂を登らされたりしますけどね(笑)
国道4号線 平出工業団地交差点が近づく。
ここでJR宇都宮方面から来る旧国道4号線と合流します、ずっと走ってきた新4号国道はココで終わり。
さよなら退屈な新4号バイパス!
この平出工業団地交差点は立体交差になっていて道幅が広く大型車も多いので自転車は無理せずに、自歩道橋を使った方がいいです。
人工建造物を上から眺められるなんて久しぶりだし(笑)
工業地帯を抜け少し走ると風景はまたノンビリしてきます。
ただ先程までの田んぼだらけの風景とは違い、平野部から山へ向うという気配を感じさせます。
体感的にも多少登っているかな?という感じなってきます。
鬼怒川橋で鬼怒川を渡る。
国道4号線119キロポスト、東京都中央区の日本橋から119キロってこと。
なぜ119キロという中途半端な場所の写真なのか?偶然です(笑)
ココまで出発してから140キロほど走っています。
この辺も片側2車線の立派な道ですが、クルマは少なめで快適に車道を走れます。
街中を迂回する形で新道が作られている場所もあります。
新道は多分何も無いので、旧道を通ってみます。
距離的には旧道の方が近いし(笑)実はちょっと疲れてきてます(汗)
出発から約150kmで1日目の目的地矢板市に突入。
あと10kmほどで予約したホテルのあるJR矢板駅です。
東北自動車道 矢板ICを越える。
時刻は15時、残りは7kmほどなんだけど微妙にアップダウンが増えてきた。
前回の食事(11時前)から何も食べて無いのでパワー切れか?足が重い(汗)
まぁ自転車が重いので上り坂はいつも重いんだけど(笑)
歩道内分離式の自転車レーンが設置されてます。
この方式は個人的にはキライです、自転車レーンは車道に設置してくれないと意味がないと思うので・・
左手奥に見える「矢板イースタンホテル」に泊まります。
ホテル到着時のサイコン表示は157.22kmでした。
ほぼ平地だったし天候に恵まれていたので大きな疲れは感じていない。
旅サイクリング用に購入したバックパック(VAUDE ハイパーエアー14+3)も宣伝通りの効果で、快適に走れました。
汗で背中に張り付くことも無く、何より背負っている感覚に違和感がなかった。
荷物満載(着替えと7インチのタブレットPC)なので立っているとそれなりに重さを感じるのですが、自転車に乗って前傾姿勢になると重さを感じなくなるのでバランスが良いんでしょうね。
ホテルにチェックインする際に自転車を玄関横のスペースに置かせてもらう事を告げた。
ホテル内ロビー横の通路に置いても良いと言われたけど雨の心配ないみたいだし、宴会場への通り道だし、多くの人が使うであろう喫煙所の近くだったのでヤメておいた。
19800円のプレトレは盗難よりも興味本位のイタズラ(跨ろうとして倒したり、ギアいじったりとかね)が心配(笑)装備品は全て外したし、玄関横のパイプにチェーンでロックしたのでOK!
こういう時、本当は輪行バックに入れて部屋に持ち込むのが自転車旅のセオリーらしいけどね。
荷物を部屋に置いてシャワーを浴びて、ビールと食料の買い出しへ。
翌朝も5時に出発する予定なので早寝するし、外に食べに行くのも面倒なので近くの大型スーパーでビール、夕食&朝食、飲み物を購入。
ビールが ウ・マ・イ !!!!!!
なんだか関東地方で断水とかニュースでやってるのを見ながら夕食。
翌朝の4時起きに備え、この日は夜8時頃に寝た。
300kmサイクリング往路 2日目「その1」に続きます。
>フルカワヒロミ さん。
普段はサイクリングロードとか結構人が多い場所を走ってますので声を出して歌うのは難しいんですが、この時ばかりは歌ったりしました(笑)
>コブラ会 さん。
バックパックの値段はピンキリですもんね。
やはり価格相応の性能はあるようです、本当に違和感が無いのには驚きました。
天気もいいし,本当に走りに行きたくなる画像ですね。
ちなみに私はプレトレで走りながら,よく唄を唄っています。
向かい風の時はなぜかSIONの風向きが変わっちまいそうさをよく口ずさんでいます。
バックパックの性能は、こういう長距離で真価が発揮されるのですね。
もう小遣いの厳しい私は、試しに手持ちのランニング用バックパックで出かけてみます。
私も歩行者と自転車の混合レーン嫌いです。
歩行者も関係なく自転車レーン歩いていますので余り意味がなく危ないです。
やはり車道に自転車レーンを作るべきです!(無いものねだりしてもしょうがないですが)
>makolin さん。
えぇ、そりゃもうビールが美味しかったですよ!
往路で一番伝えたいのは4号バイパスの「退屈感」なのですが文章では難しいです(汗)
300kmを1日で行こうと思うと大変ですが1泊すれば余裕のある走行距離になります。
東北へのサイクリングは是非、退屈な4号バイパスでどうぞ(笑)
凄い臨場感が伝わってきます。
こんなにビールが美味しそうなブログは初めてです(笑)
僕もいつか福島まで自転車で行きますよ^^